こんにちは。
海外駐在をしてから本格的に貯金を始め、2020年1月に貯金総額が3000万円を突破しました。
20代の半ばまでは純資産額はマイナスを推移していましたが、そこから10年以内にここまで積み上げることができたのは、非常に感慨深いものがあります。
本日の記事では、アッパーマス層になった時に感じたことをシェアしたいと思います。
*2021年7月に準富裕層を達成しました。
こんな方におすすめ
- 貯金額3000万円を超えて感じたことが知りたい方
アッパーマス層になって感じたこと
- 労働収入の限界を感じる
- 生活水準は変わらない
- 会社への依存度は減る
目次
そもそもアッパーマス層とは
純金融資産保有額が3000万円以上ある世帯のことを指します。
純金融資産保有額とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険などの金融資産合計額を負債から引いた金額を指します。
野村総合研究所では、金融資産が多い方から、超富裕層、富裕層、純富裕層、アッパーマス層、マス層の5つに分類しており、各層の割合は以下のようになっています。
分類 | 世帯の純金融資産保有額 | 世帯数 | 割合 |
---|---|---|---|
超富裕層 | 5億円以上 | 8.4万世帯 | 0.2% |
富裕層 | 1億円以上5億円未満 | 118.3万世帯 | 2.2% |
準富裕層 | 5,000万円以上1億円未満 | 322.2万世帯 | 6.0% |
アッパーマス層 | 3,000万円以上5,000万円未満 | 720.3万世帯 | 13.4% |
マス層 | 3,000万円未満 | 4,203.1万世帯 | 78.2% |
ちなみに、各割合の正しい面積比は以下のようになります。
出所: 野村総合研究所推計
アッパーマス層への道のり
アメリカに赴任した当初は、夫婦合わせて貯金額は500万円もありませんでした。
家計簿をつけてお金の流れを把握し、家計のバランスシートを作って資産状況を常に確認していきました。
各マイルストーンと貯金額の推移は以下の通りです。
2018年1月: 1000万円突破
2019年2月: 2000万円突破
2020年1月: 3000万円を突破 (2020年11月に4000万円を突破しました)
貯金額の推移
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労働収入の限界を感じる
最初は、【海外駐在員の家計簿】プラス723,000円(2019年11月)でも示した通り、毎月大きな金額の貯金が増えていくので非常に楽しかったことを覚えています。
家計簿をつけて、支出の見直しをする作業も苦になりませんでした。
しかしながら、毎月の給与所得は変わりませんので、貯金できる金額はほぼ一定です。
さらに、帰任した際には今よりも大幅に給料が減少しますので、将来的に今以上の貯金をすることは非常に難しいことを悟りました。
そうであればと、サラリーマンの本業以外にも何か収入を得ようということで、投資を始めるに至りました。
生活水準は全く変わらない
生活水準が上がるどころか、日々新たな節約ネタを探しています。
ただ、生活水準が維持できているのは、間違いなく倹約家の妻のおかげです。
家計は私が現在管理していますが、給料も貯金額もボーナスも全て妻に伝えてあります。
3000万円に達した時に喜びを共感しようと妻に伝えましたが、
「じゃあ次は4000万円だね。」
の一言で終了。。。
ちなみにですが、以下が妻の倹約エピソードです。
妻の倹約エピソード
- 妻への誕生日プレゼントを買いに行こうと言っても、毎年「来年に取っておく」の繰り返し。
- 妻と出会って約5年間で、服を買ったのは2回だけ。しかも妊婦用の服。
- 子供の普段着は、20年以上前の親戚のお下がり。
- 外食は月に1回するかしないか。
- スタバのコーヒーは買わず、どこへ行くにも水持参。空港とかレストランへ行くと給水機で補充。
ただし、最近ではパソコン周りや仕事の生産性に関わるところへは、お金を使うようにしています。
また妻の唯一の趣味である旅行の時には、切り詰め過ぎたりせず、できるだけ楽しめるようなプランをいつも考えています。
会社への依存度が減った
私はリーマンショックの頃に入社しましたので、就職=すごく大変ことというイメージが非常に強かったです。
縁あって私は今勤めている会社に採用頂きましたが、
「就職できるだけありがたい」
「雇ってもらった会社に報いよう」
という気持ちが入社当時は非常に強く、深夜までの残業をし、上司から怒鳴られても耐えてきました。
しかしながら、貯金額が3000万円を超えた今、月々20万円使ったとしても12.5年は食いつないでいけます。
仕事で失敗して出世できなくなったり、最悪クビになってもまぁ何とかなるかと考えますと、昔ほど思い詰めることはなくなりました。
(今でも仕事のプレッシャーで寝れなくなることはしばしばありますが。。。)
以上です。