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個別株はギャンブル。 だから面白い【脳汁】

準富裕層を達成してから、お金の使い方をずっと考えていましたがようやく面白そうなものを見つけました。

それは、個別株を買うことです。

色々考えた結果、これは相当面白そう!って思えましたので、以下主観を述べて行きたいと思います。

こんな方におすすめ

  • インデックス投資に飽きた方
  • 個別株に興味のある方

資産形成「だけ」では面白くない

私の考える資産形成は、「正しい商品」を「正しい割合」で買うことです。

現時点で「正しい商品」というのは、時価総額加重平均で分散されているインデックスに追従する製品のことです。

なので、全世界株式や全米株式、あるいはS&P500などのETFを買い続けることです。

本人のリスク許容度に応じて、現金との割合を変えるだけですので、非常に単純で時間もかかりません

楽な反面、ただの作業なので資産形成自体に面白みを見出すことは、(個人的には)難しいです。

 

とは言え、子供の教育費や今後の生活費のためのインデックス投資は今後も行っていく予定です。

レイダリオの名言、「現金はゴミ」【Cash is trash?】というエントリーでも書きましたが、インフレが進む中で必要以上に現金を保有する理由が無いからです。

また、老後資金として確定拠出年金でも、全世界株式インデックスを中心とした積立はずっと継続していきます。

確定拠出年金だけで老後2000万円問題解決できる?」でも述べたように、正しい投資商品を選べば、確定拠出年金だけで老後資金の不足分は賄うことができると考えています。

個別株を買うことが面白い理由と危険性

私にとって「個別株を買う」ことは、「投資」ではなく「投機」と考えています

この勝つかどうか分からないものを買う時の緊張感や高揚感、いわゆるアドレナリンが出る時のあのスリルがたまりません。

そして、まだその時は来ていませんが、株価が上昇した時には、脳汁(脳内麻薬)が出るのでしょう。

勝ちを確信した時の安堵感と緊張感の解放から、脳味噌から出るあのジュワっとした奴(エンドルフィンとかドーパミン)です。

 

ただ、個別株投資を始める前に、脳汁が出ている時ってのはどういう状態か把握しておきたかったので以下2冊を読んで勉強しておきました。

  • 中野信子著「脳内麻薬」
  • 樺沢紫苑著「精神科医が見つけた 3つの幸福」

 

やはりこの脳汁(脳内麻薬)は依存性が高いものであるにも関わらず、「何かの対価」を支払う代わりに簡単に手に入ってしまいます

ギャンブルや薬物中毒などで人生を破滅させてしまう人がいるのも、この依存性によるものです。

樺沢先生の本にも書いていましたが、幸せの種類と手に入れる順番を間違えないことが大事です。

詳細は、同著を参考して頂きたいのですが、簡単に説明しますと以下の順番で手に入れることが大事とのことです。

  1. セロトニン: 1番の基盤となる健康であったり体調が良い状態であったり、散歩してて気持ち良いなって思える状態時に分泌されるもの。
  2. オキシトシン: 安定した人間関係によって生まれるプラスの感情。家族や恋人と過ごしてて幸せだなぁと感じる時に分泌されるもの。
  3. ドーパミン: ギャンブル以外にも、目標を達成したり新しいことにチャレンジする時にも分泌されるもの。

つまり、健康や家族との幸せを最優先し、余った時間と余ったお金の範囲で楽しめば良いだけですね。

個別株投資で重要なのはリスクマネージメント

個別株投資で面白み(快楽)を得るための「対価」は何かと言いますと、勿論お金です。

山崎氏によると、インデックス投資と比較した時の個別銘柄への投資のデメリットは以下4点とされていますので、まずはしっかりと対策を考える必要があります。

  1. リスクが大きいこと
  2. 十分な分散投資を行うには投資金額必要
  3. 分散投資の管理が難しい
  4. 各種の誘惑がある

参考: 個人の個別銘柄投資とインデックスファンドの比較(山崎 元)

リスクの大きさ

個別銘柄はインデックス投資に比べるとリスクが大きいとされており、おおよそ2/3程度まで価格が変動することを考慮する必要があります。

私の場合は、変動しても(最悪失っても)良い金額の基準は以下2点です。

  • 現時点で半年間で挽回できる金額。
  • 純資産の10%以下であること。

現時点でしたら、500万円程度であれば問題ありません。

ですので、2/3の価格変動幅を考慮すると750万円までは個別銘柄を購入しても問題無しと計算されます。

分散投資とその管理について

現在私は以下のインデックス投資(資産運用)をドル建てで行っています。

  • 全世界株式をメインとした株式ETF
  • REIT ETF
  • 米国内外を対象とした債券ETF
  • 貴金属ETF

加えて、日本円でも3000万円以上の現金と確定拠出年金がありますので、個別株銘柄購入によるリスク集中というには非常に低いと考えています。

個別銘柄ならではの誘惑

私の場合、気をつけるべき変なタイミングで売買を行わないということです。

買う時に関しては、

  • 一括投資を行わない。
  • 中長期的に保有するものしか買わない。

売る時に関しては、具体的な損切りの金額やパーセンテージは決めていません。

  • 決算やビジネス上不都合が生じた時に売却する。
  • お金が必要になったら売却する

という、自分の中で指針を決めてしまえば、あとは実行するだけです。

そこが一番難しいのですが。

 

結果がどうなるかは数年後見てみましょう。

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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