こんにちは。
今回の記事では、米国株式の中で最も重要な指標の一つであるS&P500に連動するETFを紹介します。
この記事でピックアップしたのは、VOOとIVV, SPY, SPLGの4つです。
インデックス投資をされている方の多くの方は、上記のうちいずれかは保有しているのでは無いでしょうか?
こんな方におすすめ
- S&P500ETFのことが知りたい方
この記事のまとめ
- パフォーマンスに違いはなし。
- 手数料が安いのは、VOOとSPLG。
VOOとIVV, SPY, SPLGは何が違う?
シンボル | VOO | IVV | SPY | SPLG |
---|---|---|---|---|
会社 | バンガード | ブラックロック | ステートストリート | ステートストリート |
費用 | 0.03% | 0.04% | 0.09% | 0.03% |
利回り | 1.98% | 2.34% | 1.99% | 2.34% |
配当スケジュール | 4半期 | 4半期 | 4半期 | 4半期 |
運用額 | 443.75 B$ | 162.3B$ | $261.7B | $3.8B |
開始日 | 2010年9月7日 | 2000年5月15日 | 1993年1月22日 | 2005年11月8日 |
1年リターン | 0.84% | 0.74% | 0.84% | 0.79% |
3年リターン | 9.01% | 8.97% | 8.97% | 9.06% |
5年リターン | 9.08% | 9.05% | 9.03% | 8.94% |
10年リターン | -- | 11.61% | 11.59% | 11.58% |
*2020年5月28日時点でのデータを使用。
上記しましたように、パフォーマンスは全く同じです。
IVVとSPLGの方が若干配当金利回りは高くなっています。
いずれのETFも配当は3ヶ月に1度もらえます。
引用: Charles Schwabより抜粋(5月28日時点のデータを使用)
組み入れ銘柄の違いについて
各ETF間での、セクター毎の構成比率に違いは全くありません。
引用: Charles Schwabより抜粋(5月28日時点のデータを使用)
構成比率 TOP 3 (セクター毎)
- IT関連 (25.7%)
- ヘルスケア (15.4%)
- 通信サービス(10.8%)
銘柄の割合もほとんど同じであり、誤差レベルです。
VOO | IVV | SPY | SPLG | |
---|---|---|---|---|
Microsoft Corp | 5.67% | 5.55% | 5.56% | 5.56% |
Apple Inc | 5.09% | 5.30% | 5.31% | 5.31% |
Amazon.com Inc | 4.27% | 4.04% | 4.05% | 4.05% |
Facebook Inc A | 2.04% | 2.24% | 2.24% | 2.24% |
Alphabet Inc Class C | 1.67% | 1.71% | 1.71% | 1.71% |
Alphabet Inc A | 1.67% | 1.70% | 1.70% | 1.70% |
Johnson & Johnson | 1.64% | 1.53% | 1.53% | 1.53% |
Berkshire Hathaway Inc B | 1.48% | 1.41% | 1.42% | 1.42% |
Visa Inc Class A | 1.26% | 1.33% | 1.33% | 1.33% |
Procter & Gamble Co | 1.22% | 1.21% | 1.21% | 1.21% |
Top10構成比率 | 26.01% | 26.02% | 26.06% | 26.06% |
引用: Charles Schwabより抜粋(5月28日時点のデータを使用)
SPYとSPLGの違いは?
どちらもステートストリートから販売されており、構成銘柄もパフォーマンスも全く同じです。
大きな違いといえば下記3点でしょうか。
SPYとSPLGの違い
- 1株あたり価格がSPLGの方が安い。
- 手数料がSPLGの方が安い。
- SPYの方が運用額が大きい。
ボリュームさえ気にしなければ、SPLGの方がメリットは多そうですね。
5月28日時点で、SPYは1株当たり300ドル程度に対して、SPLGは35.73ドルSPLGは35.73ドルとなっています。
手数料を安く抑えることができますし、SPLGの方が少額から積み立てることができるのはありがたいですね。
モーニングスターの記事にも、詳細記事が掲載されていますので、興味のある方は一読いただきたく思います。
ステートのETF「SPLG」がベンチマーク変更、S&P500連動でコスト最安に