こんにちは、Cozです。
現在ポートフォリオの約半分を債券ETFが占めています。
今回の記事では、Vanguardの米国債券ETFを比較しましたので、シェアします。
こんな方におすすめ
- バンガード米国債券ETFのことが知りたい方
この記事のまとめ
- 償還期間が短いとリターンが小さい
- 手数料はどれも0.05%
VGLTとVGIT, VGSHは何が違う?
償還期間が違います。
- VGLT: Vanguard Long Term Treasury Bond
- VGIT: Vanguard Intermediate Term Treasury Bond
- VGSH: Vanguard Short Term Treasury Bond
ブルームバーグ・バークレイズ米国国債と連動することを目標としていますが、VGLTは10年以上、VGITは3-10年、VGSHは1-3年の償還期間が対象となっています。
シンボル | VGLT | VGIT | VGSH |
---|---|---|---|
製品名 | バンガード・米国長期国債ETF | バンガード・米国中期国債ETF | バンガード・米国短期国債ETF |
費用 | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
利回り | 2.0% | 1.81% | 2.17% |
運用額 | 4.6 B$ | 9.2 B$ | 10.6 B$ |
開始日 | 2009年11月19日 | 2009年11月19日 | 2009年11月19日 |
平均デュレーション | 18.3 年 | 5.2年 | 1.9年 |
1年リターン | 33.12% | 6.31% | 5.27% |
5年リターン | 7.45% | 2.37% | 1.77% |
10年リターン | 8.90% | 3.22% | 1.32% |
経費率はいずれも0.05%と超低水準であり、運用開始日も2009年11月19日となっています。
運用額はいずれもビリオンドルを超えています。
償還期間が違いますので、リターンが大きく異なっており、VGLT > VGIT > VGSHの順となっています。
パフォーマンスの比較
2010年4月20日〜2020年4月20日のリターンは、それぞれ以下のようになります。
- VGLT: 80.02%
- VGIT: 17.82 %
- VGSH: 3.57 %
VGLTは値動きが他2つのETFと比較して大きい分、10年後のリターンは大きくなっています。
VGSHに関しては、年平均に換算すると0.36%程度しかリターンがありませんが、その分値動きも小さく非常に安定した投資先とも言えます。
分配金の利率は2%程度ある為、銀行の定期預金よりかはマシな投資先だと思われます。
青色: VGLT, 橙色: VGIT、紫色: VGSH
引用: Charles Schwabより抜粋
以上です。