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クリーンエネルギーのETFを比較【ICLN, ACES, QCLN】

こんにちは、Cozです。

2019年はグレタトゥーンベリ氏が地球温暖化の取り組みについて厳しく非難したことで、とても話題になりました。

同氏の発言や取り巻きに関しては賛否両論はありますが、少なくとも再生可能エネルギーの研究は今後も継続的に展開されていくことは間違いありません。

次期大統領選で注目が集まるジョーバイデン氏も、総額2兆ドル(200兆円以上)のクリーンエネルギー投資計画を発表されています。

レオナルドディカプリオ氏も環境問題に取り組んでおられており、実際に投資でも儲けられているとのことです。

今回の記事では、「クリーンエネルギー」に関するETFについてまとめました。

こんな方におすすめ

  • クリーンエネルギー関連株ETFのことが知りたい方

この記事のまとめ

  • ここ1年間のパフォーマンスは非常に高い
  • 配当利回りは高くない
  • 投資先はアメリカが大きな割合を占める

クリーンエネルギーとは?

みなさんご存知の方も多いと思われますが、クリーンエネルギーとは以下のようなことを指します。

クリーンエネルギーとは、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)などの有害物質を排出しない、または排出量の少ないエネルギー源のことです。

主なクリーンエネルギーの種類は以下のものが挙げられます。

  1. 太陽光発電
  2. 水力発電
  3. 風力発電
  4. バイオマス発電    
  5. 地熱発電

引用: クリーンエネルギーの種類やそれぞれの特徴とは?

我々が現在、日常的に恩恵を受けている化石燃料や原子力で得られたエネルギーは、「ダーティー」ということになるのでしょうか。

クリーンエネルギーの是非はさて置き、「自然の力を利用して得られるもの」というのは、確かにイメージは良いですね。

 

それでは、以下クリーンエネルギー関連のETFについて紹介してきます。

 

ICLN, ACES, QCLNは何が違う?

シンボルICLNACESQCLN
製品名iShares Global Clean Energy ETFALPS Clean Energy ETFFirst Trust NASDAQ® Clean Edge® Green Energy Index Fund
会社ブラックロックALPSFirst Trust
費用0.46%0.65%0.60%
利回り1.08%1.44%0.91%
配当スケジュール半期毎四半期毎四半期毎
運用額$721.3M$208.9M$244.9M
設定日06/24/200806/27/201802/08/2007
インデックスS&P Global Clean EnergyCIBC Atlas Clean Energy IndexNASDAQ Clean Edge Green Energy Index
所有数443444
1年リターン19.01%34.36%42.36%
3年リターン15.61%--19.04%
5年リターン4.81%--11.01%
10年リターン1.13%--9.09%

*2020年7月10日時点でのデータを使用。

 

  • 配当利回りは、いずれも1%少々であり高い部類ではありません。
  • 費用も0.5%程度であり、VOOなどの有名なETFと比較すると高いです。
  • ここ1~3年のパフォーマンスは、ETFごとに異なるものの10%以上を示しており非常に高いです。
  • ACESとQCLNに関しては、コロナショック前の水準を上回っています。

次に、それぞれのETFの特徴を見ていきたいと思います。

 

引用: Charles Schwabより抜粋(7月10日時点のデータを使用)

 

 

ICLNについて

ICLNの概要

ICLNのベンチマークはS&P グローバル・クリーンエネルギー指数であり、その指数に連動する投資成果を目指すETFとなっています。。

The S&P Global Clean Energy Index provides liquid and tradable exposure to 30 companies from around the world that are involved in clean energy related businesses. The index comprises a diversified mix of clean energy production and clean energy equipment & technology companies.

日本語訳:S&P グローバル・クリーンエネルギー・インデックスは、クリーンエネルギー関連事業に携わる世界中の 30 社に流動性があり、取引可能なエクスポージャーを提供しています。このインデックスは、クリーンエネルギー生産企業とクリーンエネルギー機器・技術企業の多様なミックスで構成されています。

引用: S&P Global Clean Energy Index

*翻訳にはDeepLを使用しています。

 

国別投資先

投資対象の半分がアメリカで、残りの半分をカナダと中国、ニュージーランド、ブラジルが分け合っています。

 

銘柄構成トップ10

燃料電池も発電時には水しか生成しませんので、クリーンエネルギーに分類されますね。

その他は、太陽光発電系の会社が多くなっています。

銘柄構成比率主事業
Plug Power Inc5.95%水素燃料電池
Xinyi Solar Holdings Ltd5.47%太陽光発電など
SolarEdge Technologies Inc5.47%太陽光発電
Enphase Energy Inc4.79%太陽光発電など
First Solar Inc4.72%太陽光発電など
Sunrun Inc4.40%太陽光発電
Contact Energy Ltd4.36%発電機
Meridian Energy Ltd4.32%発電機
Energy Company of Minas Gerais ADR4.30%発電機
Vestas Wind Systems A/S4.17%風力発電

 

ACES

ACESの概要

ACESが連動を目指している、CIBCアトラス・クリーンエネルギー・インデックスの概要は以下の通りです。

The CIBC Atlas Clean Energy Index is an adjusted market cap weighted index designed to provide exposure to a diverse set of U.S. or Canadian based companies involved in the clean energy sector including renewables and clean technology. The clean energy sector is comprised of companies that provide the products and services which enable the evolution of a more sustainable energy sector. Clean energy business segments include but are not limited to: solar, wind, hydro, geothermal, electric vehicles, LED, biomass, smart grid, energy efficiency and storage.

日本語訳: CIBCアトラス・クリーンエネルギー・インデックスは、再生可能エネルギーやクリーンテクノロジーを含むクリーンエネルギー分野に関わる米国またはカナダの企業の多様なセットにエクスポージャーを提供するように設計された調整済み時価総額加重型インデックスです。クリーンエネルギー部門は、より持続可能なエネルギー部門の進化を可能にする製品やサービスを提供する企業で構成されています。クリーンエネルギー分野には、太陽光、風力、水力、地熱、電気自動車、LED、バイオマス、スマートグリッド、エネルギー効率、ストレージなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

CIBC Atlas Clean Energy Index

*翻訳にはDeepLを使用しています。

国別投資先

アメリカが80%でカナダが20%となっています。

投資先が北米のみに集中しているのは、ACESの特徴です。

銘柄構成トップ10

つい先日、トヨタの時価総額を抜いて話題になったテスラがポートフォリオの中で一番大きな割合を占めています。

ACESは発電のみならず、照明や発光ダイオードなど省エネルギー分野に対しても投資を進めています。

家計と同じように、「電力の無駄遣いをしないようにすることもクリーンエネルギーの一部」という考えなのでしょう。

銘柄構成比率主事業
Tesla Inc6.97%電気自動車
Ballard Power Systems Inc5.92%固体高分子形燃料電池
Plug Power Inc5.61%水素燃料電池
First Solar Inc5.11%太陽光発電など
NextEra Energy Partners LP4.74%風力、太陽光発電
Northland Power Inc4.71%再生可能エネルギー
Cree Inc4.64%照明
Brookfield Renewable Partners LP4.64%再生可能エネルギー
Enphase Energy Inc4.55%太陽光発電
Universal Display Corp4.34%有機発光ダイオード

 

QCLN

QCLNが連動を目指している、ナスダック・クリーンエッジ・グリーンエネルギー・インデックスの概要は以下の通りです。

The Nasdaq Clean Edge Green Energy Index (CELS) is a modified market capitalization-weighted index designed to track the performance of companies that are manufacturers, developers, distributors, and/or installers of clean-energy and low-carbon technologies.

日本語訳: ナスダック・クリーンエッジ・グリーンエネルギー・インデックス(CELS)は、クリーンエネルギーおよび低炭素技術の製造業者、開発業者、流通業者、設置業者のパフォーマンスを追跡するために設計された時価総額加重修正指数です。

Nasdaq Clean Edge Green Energy Index (CELS)

*翻訳にはDeepLを使用しています。

国別投資先

QCLNはアメリカが87%を占めており、残りの10%少々を中国とカナダ、イギリスで分け合っています。

 

銘柄構成トップ10

QCLNもテスラが1位で、2位には中華系の電気自動車メーカーが組み込まれています。

太陽光発電の他にも半導体や照明、化学品に関する会社もトップ10に組み込まれています。

構成比率構成比率主事業
Tesla Inc10.57%電気自動車
NIO Inc6.93%電気自動車
Brookfield Renewable Partners LP5.73%再生可能エネルギー
Albemarle Corp5.35%特殊化学品
SolarEdge Technologies Inc5.06%太陽光発電
Enphase Energy Inc4.44%太陽光発電
First Solar Inc4.02%太陽光発電など
ON Semiconductor Corp3.91%半導体
Cree Inc3.73%照明
Universal Display Corp3.49%有機発光ダイオード

 

以上です。

 

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Coz

30代前半でアッパーマス層へ。 堅実な貯金と投資で富裕層になることが目標。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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