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「TOEICは意味ない」かどうかよりも考えるべきこと

TOEICは、日本において英語力を数値化する試験として未だにポピュラーです。

かく言う私も学生時代から社会人になってもずーっと受け続けています。

けどたまに、「TOEICなんて意味ないよ」って言う人がいますよね?

その一方で、出世には必要!とか言われますし、どっちが本当なんだろうと悩まれる方はたくさんいらっしゃると思います。

  • 一部上場企業(製造業)に
  • 10年以上勤務してて
  • TOEIC250点 → 900点以上取得し、
  • アメリカ駐在歴約5年

の私が以下私見を述べたいと思います。

こんな方におすすめ

  • TOEICを勉強しようかどうか迷っている方
  • 英語が好きではないが必要な方(特にサラリーマン)

そもそも「TOEICは意味ないか?」って問いが間違い

TOEICの点数は、低いより高いに越したことがないのは明らかです。

高い点数取れるのであれば、取っておいた方が良いに越したことはありません。

これは英検やTOEFL, IELTSなど他の英語試験でも同じです。

英語試験の点数が高いメリットはたくさんあると思いますが、以下一例を挙げます。

  • 高等教育の入試で必要になる
  • 入社や転職時で強みの一つになる
  • 昇進時に必要 (日本国内では)
  • TOEICの勉強をする過程で英語力が身に付く

他方、TOEICの点数が低いメリットなんて一つも存在しません。

なので、「TOEICは意味ある」し「TOEICで高い点数の方がメリットは多い」です。

では、なぜこのような論争が起きるのでしょうか?

考えるべきは費用対効果

本当に英語を勉強するのが好きな人は別として、多くの日本人は必要に駆られて勉強をしている人の方が多いと思います。

学生であれ社会人であれ、限られた時間の中で好きでもない英語学習に時間を割かなければいけないのは本当に苦痛です。

実際に私もそうでした。

ですので、まず考えるべきは、

  • TOEICで高得点を取って何が得られるか
  • 目標となる点数を取るのにどれくらいの対価(時間)が必要か

つまり、以下の式における分母と分子をしっかりと考えて、大きければTOEICを勉強すべきです。

 

以上のことから私が考える、「TOEICの勉強をすべき人(意味がある人)」と「TOEICの勉強をすべきでない人(意味がない人)」の例を挙げたいと思います。

TOEICを勉強すべき人の例

本人に昇進の意思があり、昇進するのに必要なTOEICの点数が700点程度で、現在TOEICが500~600点くらいの人

→TOEICが500~600点くらいの人はある程度英語の素地があると考えられますし、そこから100~200点くらいのスコアアップは大した時間をかけずとも十分可能です。

日々の勉強や仕事が忙しく、まとまった時間がなくても、隙間時間を利用したりテクニックを磨くだけでも達成はできます。

 

大学院試験で専門科目が少し苦手なので英語でカバーしたい人

→専門科目に費やす時間よりも英語に費やす時間で、全体の得点が上がり合格確率が上がるのであればTOEICを勉強すべきです。

専門科目なんて全てのフィールドを網羅する必要ありませんし、論文を読んだり書いたりするのであれば、英語の方が役に立つ場面も多いです。

 

TOEICを勉強すべきでない人の例

英語圏への留学を考えており、英語習熟度を示す指標が必要な人

→英語圏の高等機関ではTOEFLやIELTSのスコアは受け付けていますが、TOEICを受け付けているところは聞いたことがありません。

ですので、そもそも目指している目標が違うので、勉強しても意味が無いと思います。

 

既にTOEICで900点近くとっており、更に英語を上達させたい人

→TOEICの点数を上げることは、英語力を上達させることに比例はしません。

リーディングとリスニングの能力は上がっても、スピーキングとライティングの能力は上がりません。

また、ビジネス英語を目的としたTOEICでは覚える表現や単語も偏ったものになると思われます。

英語をさらに勉強した結果、TOEICのスコアがもっと上がったという人であれば全然良いと思いますし、趣味でTOEICの勉強をしているのであれば話は別ですが。

 

英語が好きでもなくて、必要でもなくて、やる気もないけど何となくメリットだと考えている人

→そもそも日本に住んでいる限り英語を使う場面なんてほとんどありません。

英語が喋れなくても大企業の社長になっている人はいっぱいいます(今後どうなるかは知りません)。

何となくで勉強しても、差別化できるほどの点数を取るのは非常に難しく、徒労に終わる可能性の方が高いでしょう。

 

サラリーマンにとって英語よりも大事なこと

TOEICに限った話ではありませんが、英語ってどれくらい大事なの?ってことを最後に述べたいと思います。

そもそも英語が必要な理由は、お互いの考えや意見を正確に伝えるのに最も便利だからです。

もちろん、伝える方法の一つとして英語は大事ですが、それよりも大事な要素があると私の経験上感じています。

(駐在員レベルの話になってしまいますが、)それは以下3点だと考えています。

  1. 本人の役職/役割に応じた能力(専門知識)が備わっているか
  2. コミュニケーションを自らとる意思があるか
  3. 英語力があるか

その中でも、特に1と2が必須で、英語力なんて二の次です。

たくさんの駐在員を見てきましたが、ローカルスタッフ含め上層部からの評価は大体以下のイメージです。

専門知識

コミュニケーションを取る意思

英語力

評価

⭕️

⭕️

⭕️

スーパー駐在員!!

⭕️

⭕️

駐在員としての役割は全う。頼れる存在。

⭕️

⭕️

仕事の能力が低い人。駐在員として高い給料払う意味ある?

⭕️

⭕️

頼れる存在だけど、こんな人とは働きたくない。

⭕️

フレンドリーだけど、、、何しに来たの?

⭕️

専門知識の持ち腐れ。

⭕️

英語が上手いだけ。(ネイティブ以下)

完全なる人選ミス。もはや人事の責任。

 

なので、一番最初に磨くべきことは英語力よりもまずは専門知識です。

そしてその次に、積極的にコミュニケーションを取り行こうとる意思や姿勢があるかが大事です。

英語が上手い人はそこら中にいます(特にアメリカだと)ので、差別化できるポイントは自身の能力しかありません。

英語力がなくても、自らコミュニケーションを取ろうとする人や専門知識がある人は、間違いなくローカルスタッフからも尊敬され、必要とされています。

何より、積極的にコミュニケーションをとる過程で英語力もメキメキ上達する人がほとんどです。

むしろ、英語力が低い状態でも積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢に好感を頂いている人も多いです。

(*お客さんと接することが多い営業さんの場合は、結構な英語力が求められるかもしれません)

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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