投資

金ETFを比較【GLD, IAU, SGOL, BAR, AAAU, GLDM】

こんにちは。

今、債券を所有するのはクレイジー?【レイダリオ】の動画を見てから毎日頭を抱えています。

投資の正解は一体何だろうか?

ピーターリンチもバフェットも両学長も株が良いって言ってたしなぁ。

などと、悶々とした日々を過ごしています。

とは言え、このような状況を打破するには、調べて行動するしかないので、日々勉強の毎日です。

 

さて、私は株と債券以外にも、アメリカの金ETFにも投資をしています。

トニーロビンスの受け売りですが、インフレが起きた時に効果がある為、ポートフォリオの中に組み入れています。

と言いましても、ずっとデフレの状態しか知りませんので、実際どうなるかはわかりませんが。

今回の記事では、色々ある金ETFを自分なりに調べた結果をシェアしたいと思います。

こんな方におすすめ

  • 金ETFについて知りたい方

今回紹介する金ETF

  • GLD
  • IAU
  • SGOL
  • BAR
  • AAAU
  • GLDM

金ETFを簡単にまとめる

金ETFとは?

金の価格に連動するETFのことです。

金の価格とは?

金時金(いわゆる金塊)の値段です。

金ETFの良いところは?

金ETFの良いところまとめ

  • 少額から購入できる。
  • 金を実際に保有しなくても良いので、保管料などが入らない。
  • 金のコインとかだったら無くしそう(私の場合)。
  • 金現物を買うよりは、手数料が安い。

金ETFの良くないところは?

金の良くないところまとめ

  • 分配金(配当金)がない。
  • 値動きが小さい為、上昇相場では利益を享受できない。
  • 株や債券ETFと比較して、手数料が高い。

 

金ETFの比較

金ETF比較まとめ

  • どのETFでもパフォーマンスに大差なし
  • 運用額が大きいものほど手数料が高い

 

シンボルGLDIAUSGOLBARAAAUGLDM
会社ステートストリートブラックロックアバディーングラナイトシェアゴールドマンサックスステートストリート
費用0.40%0.25%0.17%0.17%0.18%0.18%
分配金なしなしなしなしなしなし
運用額$71.2B$31.9B$2.7B$1.1B$491.9M$4.0B
開始日2004年11月18日2005年1月21日2009年9月9日2017年8月23日2018年7月24日2018年6月25日
1年リターン24.81%25.03%25.03%25.02%25.02%25.10%
3年リターン12.99%13.17%13.17%13.18%----
5年リターン11.94%12.13%12.05%------
10年リターン2.55%2.69%2.60%------

引用: Charles Schwab 証券のデータより(2021年1月10日時点)

 

SPDRのGLDシェアは、日本でも有名な金ETFであり、最も古く(2004年から)最も大きい金額を扱っています。

その1年後にブラックロック社より、iShares IAUが参入しGLDと比較して安い費用(GLD=0.4%に対してIAU=0.25%)で販売しています。

リーマンショック後に、アバディーンも金ETFに参入しSGOLは更に安い手数料(0.17%)で提供されています。

2017年、2018年とBARやAAAUも販売され、手数料はSGOLとほぼ同じ手数料となっています。

ステートストリートからはミニシェアとしてGLDMが低い手数料で販売されています。

いずれのETFもインデックスはGold Spotですので、リターンは大同小異となっています。

 

GLDとIAUについて、2005年5月4日から2020年5月4日の15年間での値動きを比較してみますと、ほとんど差がないことがわかると思います。

(GLD: 橙色、IAU:青色)

引用: Charles Schwab 証券

 

更に、SGOL(紫色)、BAR (黄色)、AAAU(緑色)を重ね合わせてみます。

開始日からのデータしかありませんので、全期間での比較はできませんが、ほとんど同様のパフォーマンスを示しています。

引用: Charles Schwab 証券

どこで買うことができる?

2021年1月10日現在、GLDとIAU, GLDMは、SBI証券と楽天証券、マネックス証券で購入可能となっています。

 GLDIAUSGOLBARAAAUGLDM
SBI証券不可不可不可
楽天証券不可不可不可
マネックス証券不可不可不可

 

金の需要について

金の需要は、大きく以下の4点とされています。

  1. 装飾品
  2. 技術用途
  3. 中央銀行
  4. 投資

各種用途への需要推移を示したのが以下のグラフになります。

投資と装飾品の用途が大部分を占めており、その割合は年々変化しています。

コロナ禍以降の動きで最も特徴的なのが、中央銀行の需要が減り、投資への需要が大幅に増加していることですね。

価格も大幅に増加しており、過去最高値を示しています。

 

金の供給について

金の供給は、鉱山からの採掘とリサイクルがほとんどです。

2019年のデータですが、鉱山からの採掘で3500トン程度、リサイクルの量が1300トン程度となっています。

採掘量のトップ3は以下の通りです。

  1. 中国: 383.2トン
  2. ロシア: 329.5トン
  3. オーストラリア: 325.1トン

データ引用: Gold supply and demand statistics

 

米山ゆたかはどの金ETFを買っているのか?

私が買っているのは、iShares IAUです。

理由は、GLDと同等程度の歴史があり、手数料もGLDより安く、iSharesが出していますので安心かなと思ったからです。

BARなどより手数料が少ないものは、勉強不足もあり存在を知らなかったので買っていませんでした。。。

日本にいるのであれば、GLDM一択だと思います。

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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