アメリカ生活

アメリカ駐在の3つのメリットとデメリット

こんにちは。

今年でアメリカ駐在生活4年目に突入しました。

赴任前は、

「初めて海外で働くけど大丈夫だろうか?」

「アメリカで生活するのはどんな感じかなぁ?」

 

など色々な思いがよぎり、不安と期待でいっぱいだったのを覚えています。

そこで、私が現時点で感じている駐在員のメリットとデメリットについて、今回はシェアしたいと思います。

こんな方におすすめ

  • 海外駐在員のメリットが知りたい方
  • 海外駐在員のデメリットが知りたい方

 

私個人的には、現時点では圧倒的にメリットの方が強いと感じています。

以下具体的に述べていきたいと思います。

 

メリット

1. お金が貯まる

「昔と比べて駐在員の手当は減ったよ」

と、赴任前に色々な方から言われましたが、それでも日本の2倍以上頂いています。

私の場合は、手当込みで年収2000万円ほど頂いています。

各種補助や駐在員手当てなどのおかげです。

さらに、きちんと堅実な生活を続けれていれば、月に数十万円貯めることも不可能ではありません。

数年間の駐在員生活で一軒家が建てられるくらいの貯蓄も可能です。

 

【給料公開】アメリカ駐在員の給料はいくら【手当込みで2000万円以上】

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海外駐在すると家は建つ?【貯金はいくら貯まるのか】

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2. 英語が上達する環境が整っている

現地メンバーやお客さんとコミュニケーションを取るときには当たり前の話ですが全て英語です。

ですので、英語学習という意味では非常に恵まれた環境だと思います。

赴任直後は、ほとんど何を言っているか聞き取れず、こっちの言う事は何度も聞き返され、非常に苦労しました(今でもですが)。

恥をしのんで何度も聞き直したり、英文を読み、単語をコツコツ覚えていき、日々の努力を重ねる事で少しずつ改善していきます。

駐在員の最大のメリットは、ネイティブに対してアウトプットの機会があることだと私は思います。

必死で机の上で覚えた表現も、口に出さなければ発音もわかりませんし、すぐ忘れてしまいますから。

以上のように偉そうに講釈垂れましたが、私の英語はまだまだ上手とは言えないレベルです。

それでも駐在員生活3年間でTOEIC900点取得できたのは、このような環境があったからだと思います。

 

駐在員サラリーマンの英語レベル【TOEIC 900点は当たり前?】

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3. 多様性を学べる

多様性の例

  • ホワイトカラーとブルーカラーの両方と一緒に仕事ができる。
  • 学歴も学卒〜博士卒まで様々。
  • 世界各国から働きにきている為、人種も様々。
  • 転職してる人も多いから、経歴も様々。
  • 役職と年齢が関係ないので、色んな年代の人が部署にいる。

 

一緒に働く上で、日本との違いを感じたこととして、以下のようなことが挙げられます。

ポイント

  • 残業はしないので、例え仕事の途中であっても帰る。
  • 仕事で失敗しても、非を認めず謝らない。
  • 手が空いていても、周りを助けない。時間があればお喋りかyoutube。
  • 仕事が気に入らなかったら、すぐに転職する。
  • 上司の命令や会社のルールを忠実に守りすぎる為、融通が効かない。

 

最初は上記した日本との違いについて、毎日イライラしてましたし、しょっちゅう日本人の上司にも文句を言っていました。

よくよく考えてみると、上記している事は当たり前の事が多く、日本の方が特殊であることに気づかされました。

 

アメリカに対する3つの誤解と失敗、教訓【駐在員生活】

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デメリット

外食のコスパが悪い

これは、私の好みもあるかもしれませんが、日本の外食産業はめちゃめちゃ素晴らしいです。

私が感じたところとしては、以下の通りです。

アメリカの外食について

  • レストランに行くとチップ代がかかる
  • ディナーに行くと50ドルは大体かかる
  • 1回のランチで10~15ドルは当たり前
  • コンビニ飯が美味しくない

 

もちろん、安くて美味しい店もたまにありますが、大体そういうところはアジア系レストランです。

あるいは、ニューヨークで何百ドルも出せば美味しいご飯はもちろん食べれます。

コスパを考えると、日本の外食産業の方が圧倒的に上だなと感じます。

あースシロー行きたい。

 

公共の交通機関が発達していない

国土が広いせいもあってか、都心部以外の公共の交通機関はあまり発達していません。

また、公共の交通機関は、一般的に低所得者の方が利用する為、あまり安全とは言えません(特に田舎に行くと)。

最近ではウーバーでも、2018年だけで性的暴行が3000件もあったことが明らかになり、問題視されています。

アメリカでは移動距離が長くなる為、タクシーやウーバーを使っても一回の移動でも何十ドルもかかってしまいます。

一方、日本ではバスも電車の利便性が高く、安全であるのは素晴らしいことだと思います。

 

勤務時間が長くなる

アメリカの東海岸だと特に、日本人駐在員の勤務時間が長くなってしまいます。

日本との時差が13時間~14時間ありますので、日本との打ち合わせが始まるのはどうしても夕方の6時か7時スタートになってしまいます。

もちろん、都合よく日本の朝一で会議が始まらないこともありますので、深夜スタートもしばしばあります。

私が一番酷いと感じた時は、日本の15時(アメリカの午前2時)からの打ち合わせに参加しなければならなかった時です。

 

時差以外にも、現地スタッフのサポートを要求されることもあります。

アメリカ的な考えですと少々見切り発車でもプロジェクトを進めていきます。

しかしながら、日本の場合ですと全ての情報をキッチリ精査しないと中々次のステップへ進もうとしません。

ですので、現地スタッフの尻拭いを高速で我々駐在員がしなければなりません。

 

米国駐在員の1日スケジュールと仕事内容【開発職】

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以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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