こんにちは。
私の会社でもコロナ禍でたくさん人が解雇されましたので、雑務含め仕事がどんどん増えてきました。
忙しいながらも、少しずつエージェントと話をしながら、転職市場の情報収集は継続しています。
複数回面談してきた中で、会社がどのような人材を求めているか整理してみました。
こんな方におすすめ
- 転職市場の情報が知りたい方
対象としている企業
職種: 製造業技術職、コンサル
規模: 中堅~大手
資本: 国内あるいは外資
求められているスキルは大きく3つ
私がこれまでに面談をさせて頂いた方は、JACリクルートメントの方2名とリクルートエージェントの方、及び企業担当の方でした。
面談の中で、「企業人事の方は何を重視されているのか?」と質問したところ大きく次の3点を述べられており、それらをまとめて「リーダーシップ」という言葉に集約できるかと思います。
1. イニシアチブをとって行動すること
自ら率先して何らかの行動に移す、ということは大企業の中では重宝されるみたいです。
当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、意外と行動に移せない人が多いみたいです。
イニシアチブをとって行動することのデメリットを考えてみますと、
- 無駄な仕事が増えるかもしれない
- やっかみを言われることもあるかもしれない
- 失敗すれば評価が下がるかもしれない
などが挙げられると思いいます。
しかしながら、多くの企業は、グローバルな市場で戦いたいと考えています。
様々な背景を持つ人たちが集まった場では、自身の考えを積極的に主張し行動に移さなければ、自分の思うような方向へ物事は進んでいきません。
そのような場で、何も言わずに押し黙っていると社内外問わず信頼を得ることはできません。
2. 自分で物事を判断すること
近年の市場の変化の速さについていくには、自分の頭で考えて、素早く判断していかなければなりません。
これまでのトップダウン型の組織では、判断を下すまでに時間がかかり過ぎてしまうからです。
日々数多くの案件を抱える上司に、全ての判断を任せていたら、いくら時間があっても足りません。(若手の成長に害悪なのは言うまでもありません。)
お客さんとの打ち合わせにいって、「社内に持ち帰って検討します」なんて言ってては、仕事は進みませんし、お客さんの熱も冷めてしまいます。
開発職にしてもそうです。
試作をする時でも、お客さんと立ち合い評価をする時でも、万全の準備をしていたつもりでも予期せぬトラブルは常に起こります。
そんな時、毎回上司へお伺いなんてできませんし、30歳を過ぎて主任クラスになったら、数秒の間にリスクとリターンを計算して判断を下さないといけません。
その時、自分の頭で考えて判断を下すことができれば、後から振り返ることができます。
しかしながら、何も判断しなければ何も得ることはできません。
(もちろん、自身の権限と責任の範囲は明確にしておくことが大前提にあります。)
3. 自分の部署に留まらないこと
技術革新はどんどんスピードを増し、国内外問わず、色々なところで色々なものが開発されています。
近年では、他社との技術提携であったり買収をしないと、技術的優位性を保つのに、時間とお金がいくらあっても足りません。
ゼロから自前で技術を育て上げるメリットとしては、細かいノウハウや派生技術が生まれる可能性もあります。
しかしながら、確率は高くなく(つまり応用が効かない)、何よりも時間がかかり過ぎます。
その間に技術は陳腐化してしまい、せっかく作り上げた技術が他社との優位性を保てないなんてことは往々にしてあります。
研究職であろうが開発職であろうが、自部署のみに留まっていること細々と研究するなんてことは、よっぽど優秀な方を除いて、もはや期待されていません。
顧客やサプライヤーとの折衝、製造や生産技術など他部署との連携、大学や研究所、他社との協業など、社内外問わず周りを巻き込んで仕事をすることが求められています。
具体的な職種について
インターフェースとなる領域は需要が高い
技術営業やアプリケーションエンジニア職の需要は高いように感じます。
営業出身でも、技術に詳しくなくて、顧客からの要望に即断即決できない場合もありますし、
技術出身でも、顧客とのコミュニケーションが苦手であったり積極的に物事を提案するのが苦手な人もいます。
営業と技術の弱点を補えるような技術営業職は重宝され、英語が使えて海外顧客も担当できるとなれば更に需要が高くなります。
顧客と社内の営業、技術などと多くの部門と連携を取ることが要求される立場になりますので、半分便利屋みたいな側面もありますが。。。
製造の立ち上げやプラント建設も需要あり
日本の製造業のレベル、特に作業者のレベルは非常に高く、まだまだ需要はあります。
品質保証に対する考えや、管理水準も日本の方が厳しい(それが良いとは限りませんが)こともあり、日本では厳しくなってきた製造業も、発展途上国ではとても良いお手本になります。
特に生産ラインを立ち上げたばかりでは、予期せぬトラブルが起きることは日常茶飯事です。
日本のように、コツコツと知識と経験を蓄え、さらに知見を引き継いでいくということは難しいです。
例えば、アメリカやメキシコでも生産ラインで働いている人は、技術的な知識が豊富とはとても言えず、日本ほど定着率も高くありませんので、標準化されたことしかできませんし、させません。
そのような時、現地で高い給料を払ってエキスパートを雇うか、日本から熟練の作業者を送り込むことが解決策として考えられます。
以上まとめますと、「リーダーシップ」+「専門性」が必要で、+αとして語学力があればなお良しといった感じでしょうか。
まだまだ学び続けないといけませんね。