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確定拠出年金のポートフォリオ【2021年夏】

こんにちは。

年に2回、独立記念日とサンクスギビングの連休中に、確定拠出年金の資産配分を見直すようにしています。

例外的に、コロナショックの下落事に株式への配分を多めにしましたので、この1年は異常にリターンが大きくなっています。

米ドル建てでも、株式や債券、貴金属ETFに対して投資をしていますが、確定拠出年金のポートフォリオの方が圧勝しています。

本日は、私の確定拠出年金のポートフォリオとそのリターンを紹介したいと思います。

 

こんな方におすすめ

  • 確定拠出年金のポートフォリオが知りたい方
  • 確定拠出年金の運用方法に悩んでいる方

確定拠出年金のリターンとポートフォリオ

ポートフォリオ の考え方

私は現在30代半ばですが、「全世界株式のインデックス投資信託を中心とした運用」を目指しています。

以下の理由から、リターンとリスクを考慮した場合でも、最も効率が良いと考えたからです。

私のポートフォリオ の考え方

  • 60歳まで引き落とせないので、強制的に長期運用ができる。
  • ドルコスト平均法で運用できる。
  • 毎月の拠出金額が大きくない
  • 運用手数料が少ない商品を選ぶことができる。

ポートフォリオ

今回のポートフォリオ変更前後での資産配分は以下の通りです。

変更前変更後
国内債券5%0%
国内株式10%11%
外国債券13%9%
外国株式(全世界)54%80%
外国株式(新興国)18%0%
合計100%100%

 

ちなみに保有している(していた)製品のインデックスと手数料はそれぞれ以下の通りです。

インデックス型で手数料が低い製品を優先的に選んでいます。

資産分類対象インデックス費用
国内債券インデックス型NOMURA-BPI総合0.13%
国内株式インデックス型TOPIX0.224%
外国債券インデックス型FTSE世界 国債インデックス (除く日本)0.18%
外国株式インデックス型MSCIコクサイ・インデックス0.26%
外国株式インデックス型MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.70%

リターン

私のポートフォリオのリターンは以下の通りです。

この1年間は株価爆上げにより、異常に良いリターンを示しています。

確定拠出年金のリターン

  • 1年間リターン: 29.5%
  • 3年間リターン: 11.8%
  • 5年間リターン: 10.0%
  • 通算リターン: 8.9%

 

各製品毎の損益率を以下表に示していますが、やはり全世界株式の投資信託が一番良いリターンを示しています。

新興国株の投資信託も良いリターンでしたが、手数料が高く、全世界株式と重複していることもあり、今回全て売却しました。

また、各国で政府がお金を刷りまくり、債券の利回りも下がる一方でしたので、国内外債券の割合も減らしました。

損益率備考
国内債券0.2%売却
国内株式23.0%-
外国債券11.6%-
外国株式(全世界)38.2%-
外国株式(新興国)34.5%売却

 

確定拠出年金の現状

企業年金連合会という組織が、「確定拠出年金に関する実態調査」として運営状況をまとめています。

2019年度の決算ですので少し古い情報ですが、通算運用利回りが0~2%程度の間に多く分布しています。

2018年末の下落相場の影響からなのか、運用利回りがマイナスの方が35%近くいることがわかります。

 

掛け金ベースでの資産配分は、元本保証型と投資信託型でおおよそ1:1の割合です。

回答者の年齢分布が公開されていませんので一概には言えませんが、20~30代の方からすると少し消極的な運用に感じてしまいますね。

画像引用: 企業年金連合会

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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