仕事・キャリア

3ヶ月で中小企業診断士は受かるのか?

私は受かりませんでした。一次試験で敗退です。

簿記2級受かって調子乗ってました。すみません。

各科目の合否は以下の通りです。

  • 経営法務: 合格
  • 経済学・経済政策: 不合格
  • 中小企業経営・政策: 合格
  • 企業経営理論: 不合格
  • 経営情報システム: 不合格
  • 財務・会計: 不合格
  • 運営・管理: 不合格

残念な結果に終わってしまいましたが、私の失敗を皆さんに共有することで、1人でも救われることを祈っています。

勉強時間は167時間

まずは、私がどのように勉強をしてきたのかを説明します。

勉強の仕方

  • 期間; 3ヶ月間 (23年5月6日〜23年8月6日)
  • 時間; 167時間
  • テキスト; スタディング (23年度、24年度対応版)
  • 方法; 講義を見て、ひたすら問題を解く。

 

勉強を開始して2週間ほどで「あ、これ間に合わんな」ってことには気づいていました。

仕事の残業と中小企業診断士の勉強はあわせて週20時間程度(最後の週は30時間程度)が自分が努力できる限界でした。

ダメだということには気づいてはいたのですが、やると決めたからには、とりあえず試験を受けようと考えました。

作戦としては、「3科目の勉強を集中して、残り4科目は勘と経験で乗り切る」ということにしました。

  • 経営法務 ⇨ 勉強必要。今年で絶対科目合格はとる。
  • 経済学・経済政策 ⇨ 勉強必要。今年でワンチャン科目合格を取る。
  • 中小企業経営・政策 ⇨ 勉強必要。今年で絶対科目合格はとる。
  • 企業経営理論 ⇨ 会社の資料でそれっぽいの見たことあるからノー勉でも行ける可能性あり。
  • 経営情報システム ⇨ 理系出身なので、ノー勉でも奇跡がおこれば可能性あり。
  • 財務・会計 ⇨ 簿記2級の実力で乗り切る。
  • 運営・管理 ⇨ 製造業なのでノー勉でも何とか行ける可能性あり。

勉強のスケジュールは大体以下のイメージです。

5月; 経済学・経済政策

6月; 経営法務

7月; 経営法務、中小企業経営・政策

8月; 上記全て復習。

 

試験を受けて感じたこと

経営法務  (勉強目安時間; 80時間、実勉強時間; 64時間)

スタディングで勉強したところ以外もそこそこ出ていた印象でした。

開発業務で培った知的財産の知識や輸出管理法令、英文の慣れがかなりプラスに働きました。

もっと細かいところまでしっかり暗記していれば余裕を持って合格できかもしれませんが、個人採点では60点ギリギリくらいでした。

確実に合格を狙うのであれば、やはり80時間以上は必須だと感じました。

経済学・経済政策 (勉強目安時間; 100時間、実勉強時間; 58時間)

そこそこ勉強したところが出てきたものの、記憶が曖昧で2者択一に絞ってからが難しかったです。

もう少し早くから復習を開始していれば良かったと素直に後悔しました。

高橋洋一氏のyoutubeを見たときに言ってたことを思い出して1~2問は解けた問題もありました。

こちらも、私の記憶力では少し足りず、もう20~30時間は最低必要かと思われます。

中小企業経営・政策 (勉強目安時間; 60時間、実勉強時間; 38時間)

スタディングの講義では出てきていないところが結構出てきた印象です。

1/2は勘、1/4は確信をもって回答、1/4はどっちやったっけな?みたいな感じで2者択一まで絞って勘で回答しました。

結果は合格でしたが、正直かなり運が良かったと感じています。

もう少し中小企業白書を読み込まないと解けず、且つ暗記の科目が多いのでもう受けたくない科目です。

企業経営理論 (勉強目安時間; 150時間、実勉強時間; 3時間)

明らかにおかしい選択肢を排除してから、それっぽい選択肢を選択するという作業でした。

ほとんど国語の問題であり、今回取得した点数とこの科目の理解度は何の関連性もありません。

自己採点では40~50点くらいでした。

少なくとも二次試験では全く通用しないと思いますので、来年頑張ろうと心に誓いました。

経営情報システム (勉強目安時間; 80時間、実勉強時間; 1.5時間)

最初から最後まで1問も分からず、30分少々で終了。

略称の英単語と、穴埋めをしたときの語呂の良さだけで回答。

自己採点では20~30点であり、勉強しないと全く歯が立たないことを痛感しました。

財務・会計 (勉強目安時間; 180時間、実勉強時間; 1.5時間)

簿記2級だけの実力では少し足りませんでした。

私の場合は簿記2級をギリギリ合格することを目標にしていましたので、簿記をしっかり学ばれた方や経理のからすれば優しかったかもしれません。

仕訳もちょくちょく忘れているところもありましたし、会計に関するところは解けませんでした。

この科目ももう一度しっかりと対策する必要があるなと思いつつ、簿記2級のアドバンテージは2024年度の試験には活かせるかと思います。

運営・管理 (勉強目安時間; 150時間、実勉強時間; 1時間)

製造と品質保証にも携わったことがありますので、ちょくちょく解ける問題がありました。

自己採点では40~50点くらいでした。

他方で、網羅的に知識は持ち合わせていませんので、ほとんどが推測により取捨選択しただけでした。

こちらも、二次対策を見越してしっかりとした対策をする必要があります。

総括

やはり中小企業診断士試験はそんなに甘くありませんでした。

ダメ元でも今年受験したことは良かったと思います。

科目合格することもできましたし、自身の足りない部分を理解できたからです。

一発合格できました!という訳にはいきませんでしたが、2024年度合格を目指し、コツコツ頑張っていきたいと思います。

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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