節約・家計

節約と投資をすることの弊害について

 こんにちは。

本格的に節約生活を始めてからおおよそ3年が経ち、投資を始めてから1年が経ちました。

約3000万円の資産を積み上げることができ、経済面での不安はだいぶ解消された一方で、元々浪費家だった私には少々の弊害が出てきた様に感じています。

ありきたりな答えかもしれませんが、「常にお金に囚われているような感覚」になってしまいました。

家計を見直した時からと投資を始めてから、それぞれのタイミングで感じたことをシェアしたいと思います。

こんな方におすすめ

  • 元々浪費家だったけど節約生活を送ろうとしている方
  • 投資を始めようとしている方

家計の見直しを始めてから

家計の出費を抑えるには固定費を見直し、その後変動費を見直すが王道です。

固定費を削減した際の弊害はほとんどありませんでしたが、変動費を削減しようとした時には少々弊害を感じることがありました。

ストレスを感じない程度に出費を減らす様心掛けていましたので、たまに贅沢をしたり、趣味の旅行にはお金を惜しまないように気を付けていたつもりでした。

しかしながら、家計簿をつけ始めた当初は、ちょっとした支出の増減で一喜一憂するようになったり、すごく値段を気にしながら買い物したりと、(私にとっては)細かいことに心が奪われてしまいました。

その結果、たかだか数十ドルの節約のために妻の行きたがっていたレストランに行くのを断って、その間にお店が潰れてしまったり、近所のフェスティバルの入場券をケチったりしてしまいました。

この1年間コロナの影響でどこにも行くことが出来ず、ニューヨークではバタバタと人が無くなっていくニュースを目の当たりにしてから、

「あの時お金を出し惜しみしなければ良かった」

と、本当に何度も思いました。

アメリカ駐在中にしか体験できないようなことを自ら放棄してしまい、本当に後悔しかありませんし、今後二度と同じことはしないと思います。

元々節約好きな方だったら全然問題無かったのかもしれませんが、私自身の価値観とは異なる部分も多く、「ただの作業」以上のこととなってしまったのが私にとっては問題でした。

投資を始めてから

2020年から投資を始めてから、この1年間で約700万円分投資を行ってきました。

これまでの私の感覚からすると非常に大きな金額をリスク資産に投入しています。

長期保有を目的としていますし、十分リスクの許容範囲内(全資産の20%以下)ですので、本来であれば日々の値動きなんて何の問題もありません。

個人投資家が成功するポートフォリオとは?でも述べた様に、大事なことは資産配分のみだからです。

とは言え、頭では理解しているものの、毎日の株式のニュースで心が動かされたり、投資家youtuberの動画を見てはETFを買い増そうか悩んだりすることがしばしばあります。

本来であれば、毎月決まった金額を投資する予定だったのに、周りの雑音によってブレブレの投資戦略となってしまいました。

私の場合は、経済ニュースを見て考えたり判断を行うというよりは、オロオロどうしようと、ただ悩んでいるだけでストレスを感じながら過ごすことが多かったです。

勤務中にも投資のことに意識が向いてしまった時期もあり、仕事に支障にきたすようになったのは大きな問題でした。

 

まとめ

家計管理の時も投資も、どちらも仕組み化が足りず、当初決めたルールを守れなかったことが原因であり、その結果公私に渡り支障をきたしてしまいました。

これまでの生活から大きく方向転換をしましたので、慣れるまでに時間がかかることは折り込んでおくべきだったと考えています。

強い意志を持ってFIREを目指している訳ではありませんので、このように感じてしまったのかと分析しています。

(とは言え長期的に見れば、家計管理も投資も超重要であることは間違いありませんので今後も継続して行く予定です。)

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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