こんにちは。
今回の記事ではラッセル2000ETFについてまとめました。
こんな方におすすめ
- ラッセル2000ETFのことが知りたい方
この記事のまとめ
- 10年間のパフォーマンスは10%弱とかなり良い
- 配当利回りは高くない
- ポートフォリオの6割が小型株
ラッセル2000を簡単に説明
ラッセル2000とは?
米国の小型株指数のこと。
"ラッセル"の意味
ラッセルインベストメントっていう会社が作った指数だから。
"2000"の意味
米国に上場している株式の中で、時価総額が上位1001位から3000位までの銘柄を対象にしているから。
VTWO, IWM, SCHAは何が違う?
シンボル | VTWO | IWM | SCHA |
---|---|---|---|
会社 | バンガード | ブラックロック | チャールズシュワブ |
費用 | 0.10% | 0.19% | 0.04% |
利回り | 1.58% | 1.51% | 1.75% |
配当スケジュール | 4半期 | 4半期 | 4半期 |
運用額 | $1.5B | $36.5B | $8.0B |
開始日 | 09/20/2010 | 05/22/2000 | 11/03/2009 |
1年リターン | -3.33% | -3.38% | -3.93% |
3年リターン | 2.04% | 1.97% | 2.03% |
5年リターン | 3.78% | 3.75% | 3.38% |
10年リターン | -- | 9.24% | 9.76% |
保有数 | 1,988 | 1,974 | 1,710 |
*2020年6月12日時点でのデータを使用。
今回紹介する3つのETFのうち、VTWOとIWMはラッセル2000を指標にした商品です。
SCHAはダウジョーンズの小型株をインデックスにしていますので、厳密に言うと別物です。
しかしながら、以下のチャートから見て取れるように、値動きとしてはほぼ同じです(むしろSCHAの方が少し高い)。
紹介した意図としましては、やはりできるだけ費用の安い商品を選びたいからという思いから来ています。
SCHAは手数料が0.04%と、かなり低い部類に入ります。
利回りは2%を少し切るくらいですので、配当金目当てで購入する商品でありません。
保有している株の数はいずれも2000弱であり、数としては非常に良く分散されています。
10年間のパフォーマンスは、10%のリターンとS&P500とかと同等レベルです。
引用: Charles Schwabより抜粋(6月5日時点のデータを使用)
組み入れ銘柄の違いについて
構成比率 TOP 3 (セクター毎)
- ヘルスケア
- 金融
- IT あるいは資本財
引用: Charles Schwabより抜粋(6月12日時点のデータを加工して使用)
保有している株は超小型株〜中型株のみで、そのうち小型株が6割程度を占めています。
SCHAは若干中型株の方が組入割り合いが大きくなっています。
引用: Charles Schwabより抜粋(6月12日時点のデータを加工して使用)
以上です。