台湾は高雄の"日本人の口に会う飲食店"を紹介していくシリーズ。
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今日のお店
Café Saúde 灑屋擠 巴西料理小餐館
https://www.facebook.com/saudecafe/

・場所:高雄市青年二路161號
・ジャンル:ブラジル料理店
・総合評価:★★★☆☆
・味:★★★☆☆

恐らく高雄、いや台湾でも珍しいブラジル料理店を食べられるお店。
そもそもブラジル料理と言われて何を思いつくでしょう???分からない人こそ是非行ってみてください。
有名なのは、
「シュハスコ」: 日本で言う焼肉のようなもの。シュハスコ専用のレストランがあり、様々な種類のお肉を串に刺して焼いた状態で持ってきてくれる、どんなお肉も食べ放題。
「フェイジョアーダ」豆と豚の耳などを一緒に炒めた料理。かつて植民地時代などに、インディオ達が貧しい生活の中で作った料理とされている。見た目は茶色というか黒く、あまり良く見せないが、豆がベースなのでヘルシーで見た目以上に変な臭みなどはなく、毎日でも食べられる。
「ポン・デ・ケイジョ」直訳すると、チーズのパン。某ドーナツ店の有名なドーナツの名前もここから来ています。チーズの甘みが薄っすらと感じられて、もっちりと食感が癖になります。基本的に一口サイズに作るのが一般的で、おやつや軽食としてブラジル国民に愛されています。
などなど。
ここはシュハスコ専用のレストランではないので、本格的なシュハスコは楽しめませんが、メニューにはステーキなども手頃な価格から用意されていて、お肉を堪能することも可能。
その他、フェイジョアーダやポン・デ・ケイジョなどはメニューにあるので是非ともトライしてみてください。
残念ながら私が行った日は、ポン・デ・ケイジョが売り切れだったということで(4個で80元)、代わり?にコシーニャ(中にチキンをフレーク状にして詰め込んだ揚げパンのようなもの)を食べました。
シュハスコレストランなんかは日本にも都市圏などで見ることができますが、それ以外の料理は中々見かけることがなく、とても貴重なお店だと思います。
味についても文句無く、現地にいた頃を思い出すような美味しさです(昔、1年ほどブラジルはサンパウロにいた経験あり)。
食事が終わったら、もう一つ是非とも「飲んで」欲しいものが、それが「カイピリーニャ」です。
カシャーサと呼ばれる、サトウキビを原料としたブラジル原産の蒸留酒を使った、ブラジルでは最もポピュラーなカクテルです。
ウォッカなどと同じくらいの度数の強烈な蒸留酒に、たっぷりのレモンと、結構な量のお砂糖(飲んでいる最中に、ジャリっとくるレベル)を入れて作るカクテルなので、度数は強いけど飲みやすく美味しいカクテルです。
この店で出てくるカシャーサは一杯で十分な量です。
こちらも是非お試しアレ。
・コスパ:★★★☆☆
・サービス:★★★☆☆
オーナーは淡白だが、とっても優しい。
・店内: ★★★★☆
こじんまりとしているが、とても清潔で可愛らしい作りの店内。
至る所にブラジルに関連するモノが置かれていて、ブラジル感を味わうことができる。

