こんにちは。
私は負けない投資を目指していますので、株以外にも債券や金に分散して投資をしています。
人生が変わるほどの大きなリターンは見込めませんので、
大勝ちできるETFってないのかな?
とふと思い、今回リターンの大きい成長株ETFについて調べました。
こんな方におすすめ
- 成長株ETFのことが知りたい方
この記事のまとめ
- VGTとQQQの10年間のパフォーマンスは18%以上であり、非常に高い
- 配当利回りは2%程度以下であまり高くない
今回紹介する高リターンETFを簡単に説明
テクノロジー株の構成割合が非常に大きいETFです。
コロナ禍で旅行業や製造業、飲食業なども非常に多くの業種が影響を受けている中で、唯一業績を伸ばし続けているのがテック系の業種です。
今後働き方が変わり技術が発展しく中で、今後の伸びが最も期待される分野だと思われます。
VGTとVOOG、QQQは何が違う
シンボル | VGT | VOOG | QQQ |
製品名 | Vanguard Information Technology Index Fund ETF Shares | Vanguard S&P 500 Growth Index Fund ETF Shares | Invesco QQQ Trust |
カテゴリー | Technology | Large Growth | Large Growth |
会社 | バンガード | バンガード | インベスコ |
費用 | 0.10% | 0.10% | 0.20% |
利回り | 1.14% | 1.22% | 0.69% |
配当スケジュール | 四半期毎 | 四半期毎 | 四半期毎 |
運用額 | $29.9B | $3.6B | $109.5B |
開始日 | 01/26/2004 | 09/07/2010 | 03/10/1999 |
1年リターン | 36.02% | 19.80% | 35.30% |
3年リターン | 23.14% | 14.83% | 19.23% |
5年リターン | 20.32% | 13.08% | 17.32% |
10年リターン | 18.66% | -- | 18.96% |
保有数 | 338 | 278 | 104 |
*2020年6月22日時点でのデータを使用。
それぞれのETFを一言で説明
- VGT: 情報セクターのみを構成銘柄に入れいてるETF
- VOOG: S&P 500の中で成長分野をメインに入れているETF
- QQQ: NASDAQ100に連動するETF
VGTとVOOGは、費用が0.10%と比較的低めですが、QQQは0.20%となっています。
配当利回りは1%前後程度ですので、あまり高いとは言えません。
ここVGTとQQQに関して、この1年のリターンは30%を超えており、非常に良いパフォーマンスを示しています。
10年間の値動きをを見てますと、VGTとQQQは約4倍に資産を増やしています。
VOOGも2.5倍程度になっており、いずれもS&P500に連動するVOOを大きく上まったパフォーマンスを示しています。
5年間リターンで比較してみますと、VGTの方がQQQを上回っています。
テック系企業の伸びが明らかにETFの価格を牽引していますね。
引用: Charles Schwabより抜粋(6月22日時点のデータを使用)
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組み入れ銘柄の違いについて
VGTの構成銘柄は、IT系企業が100%を占めています。
QQQも約半分がIT系企業で構成されていますが、通信サービスや一般消費財も組み込まれています。
VOOGは、IT系企業の構成割合は更に減り、ヘルスケアや資本財の割合が増えています。
引用: Charles Schwabより抜粋(6月22日時点のデータを加工して使用)
各ETFの構成銘柄トップ10
VGT
アップルとマイクロソフトで3分の1ほどを占められています。
IT系企業と言ってはいますが、ビザやマスタカードなどのクレジットカード会社も構成に含まれています。
VOOG
VOOGの構成銘柄は、GAFAMが上位を占めています。
テック系企業以外ではホームデポ(カーマのようなホームセンター)がトップ10に食い込んでいます。
QQQ
QQQに関してもGAFAMが構成銘柄の上位を独占しており、3分の1以上を占めています。
上位10社のテック系企業だけで半分以上を構成しています。
以上です。