こんにちは。
アメリカに赴任してから4年間で、アッパーマス層に到達しました。
駐在により収入が増えたことが1番影響が大きかったのは間違いありません。
しかしながら、支出を減らすことでも更にその貯金速度を加速させることができます。
本記事では、固定費とム変動費の削減によって月々15万円以上節約し方法をシェアしたいと思います。
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こんな方におすすめ
- 駐在員サラリーマンが月々15万円以上節約した方法を知りたい方
節約した内容
総節約額 = 15万2千円
固定費の削減=合計10万4千円
- 家賃=8万円
- 通信費=8千円
- スマホ代=1万6千円
変動費の削減=合計4万8千円
- 食費(日用品)=2万円
- 交通費 = 1万5千円
- 光熱費=3千円
- 娯楽費=1万円
目次
何を削減するか決める
支出の削減を行う時、「無理なく、ストレスなく」を大前提としました。
なぜなら、貯金をすることで不幸になってしまえば元も子もありませんし、何より長続きしないからです。
手間がかかることや、日々チマチマ節約するのは私の性に合いませんので、
- ほっといても支出が減る方法=固定費の削減。
- ムダだと思うものを排除=変動費の削減。
の2点について考えました。
以下、私が実行したことをまとめましたので、紹介させて頂きます。
節約した効果額
以下に家計を見直す前と見直した後の家計簿を示し、一番右のカラムにそれぞれの効果額を示しています。

元々出費が多かったということもありましたが、月々15万円も支出を削減することができました。
以下それぞれの項目について説明していきたいと思います。
固定費の見直し: 効果額=10万4千円
家賃
一番最初に見直したのが家賃です。
出費の半分以上を家賃が占めており、明らかに贅沢と感じたからです。
当時は妻と2人でしか住んでいないのに、150平米くらいのアパートに住んでいました。
夫婦共々、日本では狭い家で過ごしてきましたので、荷物も少なく本当に意味のないスペースが多かったです。
しかしながら、家賃の低いところに住むと言っても、アメリカの場合は治安を考慮しなければなりません。
また、職場から離れてしまうと時間もガソリン代もそれだけかかってしまいます。
ですので、引越しを行う時の優先順位を以下のように定めました。
引っ越しするときの優先順位
- 職場から近いこと
- 安全なこと
- 家賃が安いこと
結果として、約15万円/月で上記水準を満たすアパートを見つけることができ、月々8万円削減できました。
通信費(インターネット代)
通信費も当初は毎月1万5千円も支払っていました。
日本の時から比べると高かったですが、業者のいいなりでインターネットとテレビのセット契約を結んでいました。
私はたまにニュースを見るくらいでしたが、ずっと家にいる妻はほとんどテレビを見ていない状況でした。
明らかなムダのものにお金を支払っていました。
引越しの際に、インターネット回線のみのプランに変更し、約8千円削減できました。
スマホ代
日本で使用していたスマホ(ソフトバンク)は契約したまま、赴任してきました。
理由としては、LINE消したくないし解約がめんど臭いからという理由です。
よくよく考えてみますと、無駄がかなり多いことがわかりました。
無駄なところ
- 格安SIMでもLINEは引き継げる
- そもそも1日中使用する訳ではない
- 解約しても違約金はすぐペイできる
ですので、一時帰国した際に解約し、楽天モバイル
なんのストレスもなく、これだけで1万6千円も月々削減することができました。
変動費の見直し(米国出費): 効果額=4万8千円
変動費には、食費や日用品、光熱費、交際費、趣味娯楽費など月によって費用が変わるものが含まれます。
そして変動費の中でも、大きく2つに分類することができます。
変動費の分類
生活するのに必要不可欠なもの
- 食費
- 日用品
- 光熱費
生活するのに必要不可欠でないもの
- 娯楽費
- 外食費
- 嗜好品
- その他諸々
食費(日用品含む)
食費(日用品含む)での無駄を削減するために実行したことは以下の2点です。
- オーガニックスーパーに行くのを辞め、近所の安スーパーに行くようにした。
- 昼食は外食を辞めて家で食べるようにした。
赴任当初は、アメリカの食品って安全性どうなんだろう?と思っていたので、わざわざ少し高級なスーパーで買い物をしていました。
また外食でレストランに行くと10ドル以上はかかってしまいますので、引っ越してからは家で家族と昼食を取るようにしています。
たったこれだけでも、月々2万円くらい削減できることができました。
交通費及び光熱費
会社から車で10分以内の地域に引越しましたので、ガソリン代が半減しました。
これまでは30分以上かけて通勤していましたので、併せて時間の節約になりました。
アメリカの家はセントラルヒーティングですので、ボタン一つで家全体の空調を調整します。
以前住んでいた家よりも狭くなりましたので、光熱費も平均して2割程度安くなりました。
交通費と光熱費も節約したというよりは、引越しのおかげで出費の削減につながりました。
娯楽費
娯楽費は、以下の3点を意識しただけで、月々1万円くらい支出が減りました。
- 外食の回数を月に1回程度に減らした。
- 新しい服を買わなくなった。
- ネットフリックスとAmazonプライムを解約。
アメリカでは外食のコスパも悪いですし、服装は誰も気にしていません。
ネットフリックスとAmazonプライムは、月々使用する回数は知れていますので、解約しました。
新型コロナが流行っている今の状況では、旅行にも行けないため、そもそもお金を使う機会があまりありません。
嗜好品
アメリカはタバコ代が非常に高く、私の住んでいる地域では10ドル近くします。
ビールも昔は毎日飲んでいましたが、妻の妊娠をきっかけにタバコを辞めお酒も控えるようになりました。
(ビールは最近、完全に復活しています。)
その他
外で髪を切ることもやめました。
元々、散髪ケープをつけられることがめちゃめちゃ嫌いだったのもありますし、アメリカの散髪はあまり上手くありません。
妻に切ってもらうようになりましたが、大変満足しています。よく失敗しますが。
最近では、新型コロナの影響であまり室内にもいたくありませんし、ちょうどよかったのかなぁ思っています。
まとめ
私の経験上、贅沢費は衝動的な感情で支払ったものか、これまでの習慣に根付いていたものであり、それらの多くは何かで代替可能です。
私自身、元々浪費家で、入社して最初の2年間は全く貯金が無い状態でした。
それが、倹約家の妻と出会い子供が生まれたことで、ガラッと生活環境が変わりました。
最後に「となりの億万長者」の一節を紹介して、この記事の結びとさせて頂きます。
資産のある人は、次の三つの質問にイエスと答える率が高い。
1 あなたの両親は倹約家でしたか?
2 あなた自身は倹約家ですか?
3 あなたの妻はあなたより倹約家ですか?
この最後の質問は非常に重要だ。
以上です。