仕事・キャリア

35歳からの出世とキャリアパス【一部上場企業での働き方】

こんにちは。

35歳も過ぎ、長期的なサラリーマン人生について考えるようになりました。

今までガムシャラに働いてきてそれなりの評価を頂いてましたが、最近はプラス査定を貰うのが難しくなってきました。

管理職以上は更に狭き門になって行く為、今後どこを目指していくのか、心の準備をしておく目的で今回の記事を書きました。

こんな方におすすめ

  • 出世に悩む30代の人たち

大きく3つのキャリアの選択肢がある

働き方には大きく分けて、以下のように3つ選択肢があると考えています。(少なくとも弊社の場合は。)

3つのキャリア

  1. 意識高い系のキャリア
  2. 普通のキャリア
  3. 意識低い系のキャリア

*カテゴライズの便宜上、上記の表現を使っていますが意識高い=良い、意識低い=悪いっていう意味では決してありません。

*仕事を意図的にさぼっている人は論外ですので、ここでは考慮していません。

各キャリアの定義は以下の通りです。

意識高い系キャリア

できるだけ高い役職を目指し、幹部以上(役員以上)を目指すキャリアのことです。

任されたプロジェクトは何が何でも遂行し、自ら上司たちにアピールし続ける事ができる人たちです。

普通のキャリア

入社した部署で地道に仕事を続け、課長〜部長職まで勤め上げます。

残業も頑張りますし会社に一生懸命尽くすという意味では、「意識高い系キャリア」との働き方の違いはありません。

部下に非情になれなかったり、他人に責任を押し付ける事ができない為、どこかで責任を取らされがちです。

意識低い系キャリア

プライベートを優先し基本的には残業をしません。

与えられた仕事はキチンとこなしますが、それ以上のことはしません。

査定も平均取れれば御の字で少々のマイナス評価でも受け入れる事ができます。

弊社の年齢別到達イメージ

35歳ごろまでは、せいぜい主任止まりで大きな差は出ません。

本当に出世の早い人だけが課長職につく事ができますますが、この辺から目に見えて出世スピードに違いが出てきます。

ベンチマークとして、現相談役の島耕作の出世遍歴も記載していますが、ちゃんと出世コースに乗っている事がわかります。

 意識高い普通意識低い島耕作*
~30歳主任主任役職なし主任
~35歳係長~課長係長主任係長、課長
~40歳課長課長主任課長
~45歳部長課長係長部長
~50歳部長~執行役員課長課長補佐部長
~55歳取締役~社長部長役職なし取締役
~60歳社長一般職 or 早期退職役職なし代表取締役社長
~65歳社長〜会長再雇用 or 引退引退代表取締役会長

*引用: 不動産実務TIPS

 

どこを目指すのか1番良い?

年功序列の考えが無くなり、働き方もどんどんグローバル化している昨今では、やはりまずは「意識高い系キャリア」を選択すべきかと考えています。

頑張れる間はずっと「意識高い系キャリア」を選択し、疲れてしまったり、上記マイルストーンに間に合わなくなった時点で、「意識低い系キャリア」へシフトするのが1番良いのではと考えています。

もう少し以下詳しく考えていきます。

(現時点では)3つのキャリアパスは一方通行

一部上場企業の給料とメリットとデメリットについて【30歳で年収700万】でも述べたように、大きな失敗をした人や途中で諦めてしまった人は、基本的に意識高い系のキャリアにいくことはできません。

上記したマイルストーンから外れてしまうと昇進する可能性は低くなり、頑張っても報われないことの方が多いのです。

社内での出世は無理でも転職で道は開ける

意識高く頑張ってきた人は、同世代よりも優秀な方、あるいは優秀になった方が多いです。

実力があっても、プロジェクトや人事異動のタイミングが悪く、出世に恵まれなかった人でも中にはいます。

冷や飯を食わされるのが嫌だ、とかもう一度出世してやるんだという人は、転職によってもう一度チャンスを掴んでいる人も実際にいました。

転職エージェントの方と話していても、そのような方は結構いらっしゃるそうです。

普通のキャリアは割に合わない

「普通」のキャリアとはいえ、サラリーマン人生で部長職まで上り詰める事ができるのは同期の中で10%程度です。

到達するまでの難易度が高い割には、給料は課長職の2~3割増しで、求められる成果とプレッシャーはめちゃくちゃ大きいです。

旧態依然とした組織の場合、働く量も求められ、成果が出なければ配置転換されてしまいます。

もちろん、仕事が楽しかったり、現職のポジションで満足しているのであれば何の問題もありません。

「意識低いキャリア」は生産性が高い

「定時上がり=意識が低い」という風潮はまだまだ残っていますが、一定のアウトプットを短い時間で出し続けるのには工夫が必要です。

無駄を省き続け、新しいツールもどんどん使用し、チームへの指示も明確にしなければ、きちんとした成果は得られません。

体力勝負とか根性など、このご時世ではとても受け入れられない為、むしろ今後のスタンダードになる働き方だと考えられます。

 

まとめ

「意識高い系キャリア」の最大のデメリットは、プライベートを犠牲にする事が本当に多いです。

ある程度以上の役職になれば、深夜休日問わず電話はかかってくるみたいですし、勿論社外との付き合いも増えます。

それでも尚、そのようなポジションにつきたいという思いと、出世争いを楽しめるようでなければ、難しいのかなと個人的には感じています。

 

 

以上です。

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米山ゆたか

30代前半でアッパーマス層達成し、30代半ばで準富裕層達成。 旧帝大院卒のメーカー開発マン。

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